著者⇒ 池田晶子
出版社⇒ 毎日新聞社
分類⇒ 哲学
感想⇒ 身近な事から社会問題まで哲学的に考察している内容が面白く、共感しながら読んでました。
社会一般や世間で人気のあるものや支持されているもの、あるいは大きな勢力となっているものに安易に迎合 しないで、自身のスタンスを保っている点が共感できるところです。
例えば、世間にはスポーツ好きは多いようで、「スポーツをしない者やスポーツに関心のない者は変人だ」というような風潮になりがちですが、そういう、大きな勢力になびかない者を見下す風潮に対して辛辣に批判をしている点に共感しました。
また、集団で力を誇示する団体についても、著者は「雑魚(ざこ)は群れる」と批判しています。
数の力 で世の中にのさばる集団に対して、孤高な立場を堅持し、それに誇りを持っている著者に共感しました。
考える日々 2 / 池田晶子 〔単行本〕
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