書名⇒賢い生き方・愚かな生き方
著者⇒加藤諦三
出版社⇒三笠書房
分類⇒心理学
感想⇒本書は人間関係における賢い生き方を、心理学の立場から説いた本です。
著者は、他人に気に入られるように自分を抑え我慢をして人付き合いをする人を「愚かな人」とし、他人からの評価を気にせずに自分の生きたいように生きる人を「賢い人」と定義していますが、勿論、著者が論じているような生き方ができればそれに越したことはないに決まっています。
しかし実際の対人関係の中にあっては、著者が論じているほど簡単なものではないというのが実感するところです。他人に左右されずに自分らしく生きるのが最も幸福な生き方であることは判り切ったことですが、それが簡単にできないからこそ苦労をする訳です。
本書では賢い生き方の結論付けはしていますが、そのための具体的な方法論を示唆していないようなので、人生の指針としてはあまり役に立たない内容だと思えました。
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